教科書が届くまで

資料

  • 平成15年度5月「教科書制度の概要」 文部科学省初等中等教育局
  • 平成15年度5月「教科書供給業務の手引き」 社団法人全国教科書供給協会

教科書供給の仕組み

教科書発行の指示を許諾した発行者は、教科書を各学校まで供給する義務を負います。しかし、教科書発行者自身が各学校まで確実に教科書を供給することは事実上困難です。そこで教科書発行者は、この義務を履行するために、教科書供給業者と次のような教科書供給契約を結んで、供給を行っています。

※ 発行者 ⇒ 教科書を発行している出版社

教科書無償給与の仕組み

義務教育教科書無償給与制度の趣旨

義務教育教科書無償給与制度は、憲法第26条に掲げる義務教育無償の精神をより広く実現するものとして、我が国の将来を担う児童生徒に対し、国民全体の期待を込めて、その負担によって実施されています。

教科書無償給与の対象

教科書無償給与の対象となるのは、国・公・私立の義務教育諸学校の全児童生徒であり、その使用する全教科の教科書です。
高等学校用教科書は、一部を除き無償給与の対象とならないため、基本的に有償で購入することとなります。
また、学年の中途で転学した児童生徒については、転学後において使用する教科書が転学前と異なる場合に新たに教科書が給与されます。

※ このサイトで教科書とは、文部科学省検定教科書および文部科学省著作教科書、107条図書を指します。